あしたの畑 2025 秋期公開
[100%、地球] 宮ティーハウス
100年後、地球上の環境はどうなっているのだろう? 毎年暑く感じる夏はそのうち”どうにかなる”ものではなさそうだ。
秋期、そのプロセスを公開するあしたの畑5つ目のプロジェクト、「宮ティーハウス」は、長年京都で茶室などを手掛けてきている左官職人 中須左官店とドイツでリジェネラティブな建築を手がける建築家 アンナ・へリンガー、オーストリアの陶磁器作家であり、数々の版築構造物を手掛けている マーティン・ローチとともに構想、丹後町宮地区で2023年に公開したField of Starsに隣接した土地で制作している。
宮ティーハウスの模型
ソウルのONJIUMでは、韓国と日本の職人がかつての朝鮮半島と丹後のつながりに思いを馳せ、現代の文化交流を通じて架け橋となるプロジェクト「SEA BRIDGES」の初めての企画展が、9月3日から10月31日まで開催されている。
そこで展示されている屏風と衝立を秋期期間中、間人で展示する予定だ。
SEA BRIDGES
これらの試みは、全て「あしたの畑」始動当初から掲げてきた使命である対話を通して国際的な文化交流を通じて学びの場となり、次世代育成に繋がる活動となることである。
発表する作品は、極力、地元の素材や地球に負荷の少ない自然素材を用いた芸術表現の発表であり、そして人の心に届き、感動を育むーこれからを再考する機会を提供することを願っている。
会期
2025年11月10日(月)ー11月24日(月・祝)
土・日・月・祝日のみ公開
11:00-17:00
主催
NPO法人TOMORROW、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
委託
令和7年度日本博2.0事業(委託型)
協力
ONJIUM、タカイシイギャラリー
間人レジデンス
