竹野神社前に位置する「宮のあしたの畑」には、“Field of Stars”、西沢立衛による“納屋”、新里明士と加藤貴也による“あしたの畑窯”が展示されています。
住所
京都府京丹後市丹後町宮249
入場料
無料
駐車場
竹野神社の駐車場をご利用ください。
開館時間
常に公開
“納屋”は、西沢立衛建築設計事務所設計の最小建築。施工は大村工務店。日本の田畑が広がるところには、さまざまな農具小屋が点在している。土地によって形や素材は異なるが、環境に溶け込む存在にはっとすることがある。世界で活躍する建築家に現代の小屋をデザインしてもらうーそんな観点から西沢立衛建築設計事務所に依頼しました。会場周辺の宮地区の家屋に使用されている焼杉を建材として用いることで、新鮮でありながら集落の風景の一部となっています。
“あしたの畑窯”は、多治見市陶磁器意匠研究所を卒業した加藤と新里が間人の土を使い共作した窯。神明山古墳の目前に位置する場所で古来の人々は埴輪や器を焼き、窯を囲みながら食事をしただろう。人は食べることで生き、食べることをやめると死が訪れる。生きるとは、人が集い、語らい、食し、学び、働くこと。小さくも料理と小さな焼き物が焼けるこの窯から、この地の土を使った新たな作品が生み出されていきます。